小布施短編映画祭についてご挨拶

みなさんこんにちは。
小布施短編映画祭実行委員長の木口幸祐です。

小布施短編映画祭は、「みんなでつくる」映画祭です。この映画祭は「支えあい」を大切にしようというアイディアから始まりました。その昔、小布施のまちに葛飾北斎が足繁く通い、数々の傑作を残した背景には、高井鴻山をはじめとする町の旦那衆の支えがありました。この映画祭開催のきっかけの1つとなった短編ドキュメンタリー『おぶせびと』(監督:タカザワカズヒト)も、町の方々とクリエイターとの支え合いによって誕生しました。

200年前から続く支え合いの連鎖にインスピレーションをうけて、「みんなでつくる」映画祭として開催した第1回映画祭では、まずは映画監督をはじめとした映画のつくり手と、映画を愛してやまない方々が語り合う場をつくることから始めました。
小さいながらも誕生した映画祭は、新たな人、新たな世界との出会いの場となり、私たちが目指す映画祭の第1歩を踏み出すことができたと思っています。
2回目の映画祭は新型コロナウイルスの影響で中止となりましたが、地元のこどもたちとともに映画をつくったり、これからの活躍が楽しみな若手俳優のみなさんと、とことん「演じること」に向き合う合宿を企画したりと、より多くの方と「ともにつくる」ことを意識した企画を実施してきました。

今年で3年目を迎える映画祭は、
「 “みる” から “つくる” へ」
を新たなコンセプトとして掲げます!
みるだけじゃなく、つくるという視点で映画の新たな楽しみ方を提案していきたいという思いをこめ、実行委員メンバーでつくったコンセプトです。

1年目、2年目までに私たちが蒔いた映画祭の種は、いろんな形の出会いとなって花を咲かせてくれました。
映画祭を通じて生まれた出会いが、「ともにつくる」ことで実を結び、さらに新しい種となって未来へとつながっていくことを願っています。

私たちの想いの詰まった小布施短編映画祭を
今年もどうぞよろしくお願いします。

小布施短編映画祭 実行委員長 木口幸祐