コンペティション
コンペティションとは
本年度は「みるからつくるへ」を映画祭全体のテーマとしています。一番の目玉であるコンペティションでは2つの視点から作品の審査を行います。
第3回の賞について
各部門に対して、作品賞と俳優賞をそれぞれ設けます(募集要項より抜粋)。
1.北斎部門
- 作品賞「この映画が一番好き」「感動した」「面白かった」など、オーディエンスの心に響く作品に授与されます。
- 俳優賞作中で「あの演技に心を奪われた」「目を見張った」「思わず引き込まれた」など、気迫に満ちた演技を見せた俳優に授与されます。
2.鴻山部門
- 作品賞作品テーマの新規性や先見性、映像表現としての新しさを評価基準に、時代の一歩先を見据えた作品に授与されます。特にストーリーや脚本としての面白さ、作品に込められたメッセージ性、作品全体としての作家性などが、審査の軸になります。
- 俳優賞作品の独自性をオーディエンスに伝えることに貢献した俳優に授与されます。
ゲスト審査員紹介

- 関和亮さん(映像ディレクター/小布施町出身)
1976年生まれ、長野県小布施町出身。
音楽CDなどのアートディレクション、ミュージックビデオ、TVCM、TVドラマのディレクションを数多く手がける一方でフォトグラファーとしても活動。
サカナクション「アルクアラウンド」、OK Go「 IWon’t Let You Down」、星野源やPerfumeのミュージックビデオなどを手がける。第14回文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門優秀賞、2015 55th ACC CM FESTIVAL 総務大臣賞/ACCグランプリ、MTV VMAJやSPACE SHOWER MUSIC VIDEO AWARDS等、多数受賞。

- 外山文治さん(小布施短編映画祭プロデューサー/映画監督)
1980年生まれ、福岡県出身。日本映画学校(現・日本映画大学)演出ゼミ卒。
老老介護の厳しい現実を見つめた短篇映画『此の岸のこと』が 海外の映画祭で多数上映され、「モナコ国際映画祭 2011」で短編部門・最優秀作品賞をはじめ5冠を達成。
長編映画監督デビューを飾った映画『燦燦ーさんさんー』(東京テアトル)は全国36館にて上映され「モントリオール世界映画祭2014」より正式招待を受ける。2017年、芳根京子主演『わさび』、吉行和子主演『春なれや』など、製作・監督・脚本・宣伝・配給を個人で行う「映画監督外山文治短編作品集」を発表し、ユーロスペースの2週間レイトショー観客動員数歴代1位を樹立。
2020年、豊原功補、小泉今日子らと共に「新世界合同会社」を立ち上げ、村上虹郎・芋生悠W主演の長編映画『ソワレ』(東京テアトル)を公開。

- ミヤザキタケルさん(映画アドバイザー)
1986年、長野市生まれ。
2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。WOWOW・sweetでの連載の他、映画board・文春オンラインなどで映画を紹介。各種webサイト・雑誌(anan、BRUTUS、Penなど)への寄稿、ラジオ・イベント・映画のカメオ出演など幅広く活動中。『GO』『ファイト・クラブ』『男はつらいよ』とウディ・アレン作品がバイブル。